・キロアップを狙いたいんだけど、手持ちのスキルじゃ釣れなさそう…。
・レベルアップするにはどういったスキルが必要?
秋イカのサイズは釣れるようになったけど、重量感があって、ドラグが止まらないような「キロアップ」のイカを釣りたいですよね。
そんなアナタにキロアップを狙う為のスキルをこらか解説していきます。(我流です)
- キロアップを狙うための考え方
- 実績のあるポイントに行く
- 誘い方(シャクリ・フォール)
- 潮を感じ取る
- キロアップを狙うためのエギ
私はここ数年春シーズンですが、釣行に出向けばほぼ必ずキロアップを釣っています。
その釣り方と愛用しているエギの紹介をしようと思います。
キロアップを狙うための考え方
秋イカの釣り方の延長線にキロアップはいません。
キロアップを狙う為の考え方をまず知りましょう。
キロアップを釣ったことが無い方はまず考え方を改めてみましょう。
まずは「キロアップ」を狙うための考え方を解説します。
- 「キロアップ」のイカはある程度成長しているため賢い。
- 基本スレていると考える。
- 1匹釣れれば大勝利。
- ラン&ガンはしない
「キロアップ」のイカはある程度成長しているため賢い。
キロアップまで成長したイカは色んな修羅場を乗り越えてきた経験値のあるイカばかりです。
もちろん色んなエギを「偽物」と見極めてきた可能性もあります。
よって、経験値の高いイカを釣るには半端なシャクリ・フォール・姿勢では中々釣り上げる事は出来ません。
キロアップのイカを釣るために自身のエギングのスキルを磨き、ライバルに差をつけましょう。
基本スレていると考える。
キロアップのイカは、基本的に「臆病」「慎重」「スレている」です。
秋イカのように目の前にエギを落とすだけで釣れることなんてほとんど無いですし、目に見えるようなところに出てくるほど活性も高くはありません。
したがって、激しくシャクっても積極的にエギを追ってくるのは秋イカのような子イカばかりになるわけです。
1匹釣れれば大勝利。
秋イカとは違い、キロアップのイカの個体数も少ないため数を狙うのは厳しいです。
1匹だけ大きいのを釣るつもりで釣行するといいでしょう。
ラン&ガンはしない
上記を踏まえると、キロアップのイカを釣るには優良ポイントで回遊待ちのスタイルが釣果に繋がります。
ラン&ガンは、手当たり次第にキャストして釣果を上げる方法ですので、対象となりえるイカは活性の高いイカのみになります。
この釣り方は、「スレている」と仮定した釣り方ですので、ラン&ガンは向いていません。
優良ポイントで時間かけて潮の流れを感じ、フォールに全集中しながらじっと待つことがキロアップへの近道です。
私は人間の立場でエギングをするのではなく、イカの立場でエギングをすることを心がけています(笑)
実績のあるポイントに行く
キロアップがたくさん釣れるポイントや実際にキロアップ近いイカが釣れたポイントに行くことをオススメします。
釣れる情報のないポイントや初めてのポイントは、ある程度実力がついた方ならやる価値はありますが、これからキロアップを狙う方は有力なポイントで釣行するほうが可能性が上がるはずです。
また実績のある優良ポイントで釣行すれば自分のモチベーションも上がりメンタル的に気が楽になりますよね。
私はポイントにとてもこだわります。
このポイントは絶対釣れると信じるのであれば何時間もシャクリ続けてます。
というか、釣れるまで帰りません(笑)
誘い方(シャクリ・フォール)
上記で説明した通りですと、キロアップのイカはスレていると仮定しますのでスレたイカにスイッチを入れる誘い方をしなければいけません。
シャクリ方
スラックジャークがオススメです。
スラックジャークとは、エギを真上に動かすシャクリ方でエギをあまり釣り人側へ寄せない釣り方になります。
キロアップのイカは、スレていると仮定しますので前に動かさずに真上にエギを浮かせるシャクリが有効です。
天候・タックルの都合でスラックジャークが出来ない方は軽いシャクリでも十分です。
イメージとしてはこちらです。
- キャストしてボトムを取った1回目のみ、アピールと糸ふけを取るため大きくシャクる。
- 2回目以降のシャクリはエギをあまり動かさないような短く軽いシャクリ(もしくはスラックジャーク)をする。
- シャクる回数は3回ぐらいで移動距離を短くすること。
私はほとんどスラックジャークをしています。
しかし、安いタックルを使用しているので重たくて疲れます…。
フォールの仕方
カーブフォールがオススメです。
カーブフォールとは、シャクったあと糸フケをあまり巻き取らず、エギのフォールで糸が張っていくようになり結果的にテンションフォールになるやり方です。
メリットとしてこちらです。
- シャクった後エギを自然にフォールに繋げることが出来る。
- 完全にテンションを張らないため、エギが潮の流れに乗せやすい。
- 完全にテンションを張らないため、エギを抱いたイカに違和感を与えにくい。
- フォールしていくにつれて、テンションが掛かっていくためボトム着底が分かる。
私はスラックジャークからのカーブフォールが一番最強だと思っています。
スラックジャークでエギを上にシャクリ、カーブフォールで手前に寄せていく。
状況次第でやり方は変えますが、基本はこのスタイルですね。
潮の流れを感じ取る
イカに限らずですが、潮の流れが変わると今まで触腕を使わなかったイカが急にエギにアタックする場合が多いです。
俗に言う、スイッチが入るやつです。
上級者エギンガーは必ず潮の流れを感知し、シャクリ方やフォールを変えたりポイントを移動したりと、それぐらい潮の流れを意識して釣果を出しています。
では、潮の流れを感じ取るための方法を解説をします。
まず上記3点を試してみてください。
分かりにくい場合は、そこのポイント自体の潮通しが悪いのか、その日のタイミングが悪いのかです。
キロアップの釣果が良いのであれば粘る価値はありますが、あまり無いのであれば移動する材料にもなりますね。
天候はベタ凪で一番分かり易いですが、ベタ凪に慣れすぎるのも…てな感じですね。
以上のことをやっていると何かに気付けるタイミングがあるはずです。
これが潮の流れが変わったタイミングになり、イカにスイッチが入った可能性があるタイミングにもなりえます。
したがって、潮の変化に気付いた時に全集中をすることで釣果を伸ばすことが出来ます。
下記に具体的に良い潮と悪い潮の例をあげますので参考にしてください。
これを理解してエギングが出来れば、レベルアップ間違いなしです。
私はこれを習得するのに2年近く掛かりました。
キロアップを狙うためのエギ
最後に私が必ず持参するエギを紹介して終わりにします。
|
スレイカにはシャロータイプでゆっくりフォールするのが有効です。
リアルアジデザインなのでスレたイカでも本物と見間違えると信じてる(笑)
下地は金テープなので月明かりで自然にアピール出来ます。
長くなってしまいました。
ここまで読んで下さり有難う御座いました。
良かったらコメント頂けたら幸いです。
では、またね。
コメント