エギングに最適なラインシステムである「ループ to ループ」の強度は一体どれほどなのか?
実際に私が使っているPEラインとリーダーで試してみました。
以前、下記の記事で「ループ to ループ」のメリットやデメリット、結び方などを紹介しましたが、実際にはどれくらいの重量に耐えれるのかを試してみようと思います。
今回はガチの国印付き基準分銅を使用しますので、きっと偽りのない強度が計れる事でしょう!笑
それでは実験していきます。
※結果のみ知りたい方は、目次から飛んで見て下さい(^^)
今回試すラインはこちら
これらは私が色々使用してきて信用出来るアイテムです。
ユニチカ キャスラインエギングリーダーII 50m 2.5号
私はこちらの「ユニチカエギングリーダー2.5号」を使用しています。
使用している理由は特段なく、ただ単に「釣果が良くなった」からです。
気のせいかも知れないですが、これを使うようになってから何となく釣果が良くなりました。もちろん岩肌などのスレにも強く「ブチッ…」ってなることも激減しました(^^)
DUEL PEライン アーマードF+Pro エギング0.6号 150M
PEラインでは、こちら「デュエルのアーマードF+Proエギング0.6号」を使用しています。
使用している理由はただひとつ、「スレにまじ強い」ですね!
パッケージにも書いてある通り、感度の良いPEラインとスレに強いフロロカーボンを組み合わせたラインで、使ってみて「なるほどね!」ってなりました。
0.6号のPEラインは少しでも海底やストラクチャーに擦れてしまうと断線してしまいますが、こいつは多少無理しても耐える力がありますよ。
ただ何となくキャストの飛距離が落ちる気がします…。←私だけ?
色々試すけど、結局これに戻りますね。
だって、エギ失くしたくないもん(笑)
【ループ to ループ】結び方をおさらい
念のため「ループ to ループ」の結び方をおさらいしましょう。
この結び方は、その名の通りでPEラインとリーダーで互いにループを作るだけで簡単に出来るラインシステムです。
詳しくはこの画像をご参照下さい。
(出典:デュエル)
では実験!
国印の押された基準分銅にて検証してみます。
実験方法はとてもシンプル。
上記のラインで「ループ to ループ」のシステムを作り、それに分銅をぶら下げて行くだけです。
そして、「何グラムで切れるのか」を3回検証してみます。
まずは100g
さすがに「100g」は余裕ですね。
続いて200g
こちらも楽勝ですね。
続いて500g
こちらの「500g」も何なく耐え切れました。
秋イカは大体500g前後と言われてますので、秋イカサイズはギャフを使わずともブリ上げる事ができそうですね。
続いて1000g
重さを細かく刻むのが面倒くさくなったので、倍の1000gにチャレンジ。
多少ラインが伸びながらも、こちらも何なくクリアしました。
続いて1500g
続いて、1500gにチャレンジ。
明らかにラインの伸びも止まりパンパンに張っている状態。
「ここまでか?!」と思った瞬間、「ブチッ」と逝きました…。
2回目もやはり、1500gを数秒耐えるが「ブチッ」と逝ってしまう状態。
しかし、3回目だけが記録更新しました。
続いて1700g
なんと3回目のみ1700gまで耐え切りました。
春イカのメスであれば、ギリ上げるレベルですがロッド側が耐えきれないですね。
まとめと考察
1回目:1500g
2回目:1500g
3回目:1700g
という結果になりました。
比較対象が無いので「ループtoループ」の強度が他に比べて強いかどうかはハッキリしないですが、エギングで使用するには問題無いと思います。←経験上
このラインシステムで2kgアップも上げた経験もあるし、キャストでエギがぶっ飛んでいった事も無かったはず(^^)
また、リーダーに関しては新品ですが、PEラインは使用品(リールに巻いてあるもの)でしたので新品を使用すればもっと記録は伸びたと思います。
あと3度試してみて分かった事が、全てPEラインの結び目付近だった事です。
PEライン自体の耐久性が1500g位ならどこで断線してもいいはずが、何故か結び目近辺での断線していました。
この「ループ to ループ」の結び目により、PEラインの強度を下げているのかも知れないですね。
今度も色んなラインシステムの強度を調べて、安心してファイト出来るラインシステムを見つけて行きたいと思います。
試して欲しいラインシステムがあればコメント下さい。
では、またね。
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