評判高いポイントなのに思うような釣果が得られない…。
この記事では、
- 底質の種類
- 底質からわかる事
などを解説してみます。
皆さんはポイント選ぶ時、どういった事を考えてポイントを選定していますか?
人気のポイント・釣果が多いポイント・釣れた実績のあるポイント等色々あると思いますが、底質が釣果に大きく関わるため注視してポイントを選定して頂きたいところです。
底質と言っても、さまざまな底質があるため今回は主な底質の種類を紹介していきます。
底質によって魚の棲家は変わるので見過ごせないですね。
沈みケーソン=堤防基礎
堤防の足元には必ずありますね。
沈みケーソンとは、堤防を造る際の土台部分の事を指します。堤防基礎とも良く言いますね。
沈みケーソンは上の写真の通り、穴が均等に空いており貝・コケ・エビ等の小さい生き物やベイトの棲家になっています。
水深がある堤防のケーソンには案外大物が潜んでいますよ(^^)
夜の堤防足元で50cmオーバーのクエを釣った事がありますよ。
藻場
底質とはちょっと違うかも…笑
主に春〜夏にかけて、海藻が生い茂る海域があります。
海藻が生い茂ることで生物にとって良いストラクチャーなり生き物が集まりやすいですね。
また海藻を食べるベイト・カニ・エビなど小さな生き物が潜んでいる事が多いため、それを狙う大物も定着している可能性もあります。
また産卵時期になれば卵を植え付けにくる大物も居るため簡単に見過ごせないポイントです。
アオリイカは春になると藻に卵を産むためエギングに藻場は外せないですね。
捨て石
意図的に捨てられた大石ですね。
この捨て石は、堤防基礎の役割や消波ブロックとして意図的に設置された石・岩になります。
沈みケーソンと同じにはなりますが、貝・コケ・エビ等の小さい生き物やベイトの棲家になっています。
藻場ほどでは無いですが、ベイトにとってストラクチャーになり得ますね。
カサゴやハタなどのロックフィッシュにとっては、最高の棲家ですね(^^)
ミオ筋
いわゆる船の通り道ですね。
ミオ筋とは、漁港などで船が往来する海底は少し深くなっている部分のことを指します。
上のMAPのミオ筋はあからさまですが、船の通り道だけ掘り起こされ船が安全に入出港が出来るようになっていますね。
ミオ筋には、魚が好むと言われる「かけ上がり」の地形になっており周囲に比べ魚影が濃いです。
漁港で釣りをする際の1投目にミオ筋を狙ってみてはいかがでしょうか(^^)
沈みテトラ
テトラポッドエリアのちょっと沖には沈みテトラがありますね。
沈みテトラとは、その名の通り沈んだテトラポッドのことを指します。
波やうねりが高い海域に消波するためのテトラポッドが設置されていて、少し沖にもテトラポットが沈んでいる場合が多いです。
テトラポッドは、捨て石よりも隙間が大きく色んな生物の良い棲家になっていますね。
また簡単に穴釣りが出来るのが良いですね。
テトラポッドの最後の「ド」は濁点が付くのが正しい読みらしいですよ!
シモリ根
良くサラシが発生する島みたいなヤツです(笑)
シモリ根とは、沖になるちょっと沖にある見え隠れする瀬の事ですね。
シモリ根があるポイント付近は、浅瀬になっている事が多いため、根掛かりに注意です。
またシモリ根があるポイントは磯に生息するクロ・チヌ・イシダイ等が狙えます。
天候が荒れた日にはサラシが発生する為、引きが強いヒラスズキを狙う事もできますね。
沈み瀬
沈み瀬があるところは根掛かりが心配…
沈み瀬とは、シモリ根が水面下にある状態で水面上に出ないのが特徴です。
沈み瀬には、岩場に生息するコケ・貝・カニ・ウニなどを捕食するクロやイシダイなどが居着いています。
付近には瀬渡し出来るような瀬があるため、そこからフカセ釣りを楽しむ事が出来そうですね。
またロックフィッシュをターゲットにルアーフィッシングも楽しめそう(^^)
スリット
スリットがあるポイントは必ず押さえましょう。
スリットとは主に磯場で見られる底質で、岩と岩の隙間や溝の様な地形を言います。
このスリットは魚の通り道になっており、それを狙う大物も潜んでいる事が多いです。
ポイントに着いた時、スリットらしき地形があれば狙ってみると嬉しい釣果に繋がるかも(^^)
スリット地形があれば必ずチェックしましょう!
まとめ
底質や地形を理解することで、そこに潜むベイトやターゲットになる魚を見分ける事が出来ます。
今回紹介した底質や地形から、今までのポイントを再確認して新しい釣りにチャレンジしてみるのも良いと思います。
また底質からターゲットの潜むポイントを抑える事も出来るようになりますね(^^)
知る事で釣果アップ間違いなし!
注意・お願い
では、またね(^^)ノシ
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