先日、エサ釣りで使用したリールに違和感があったのでメンテナンスをしました。
この記事では、
- スピニングリールのラインローラー部のメンテナンス方法
- 部品購入先
- 使用するオイル等の備品
などを紹介しています。
先日、船サビキで使用した「キャタリナ君」は、過去にドラグの調子が悪かったためドラグのみオーバーホールをしていました。
しかし、今回は『ラインローラー』がおかしな事になっていたので急遽メンテナンスをしました。
症状
リールの巻き取りが重たくなった気がする…。
異音とかしないけど、なんで?
リールからは異音やシャリゴリ感が無いにもかかわらず、巻き取りが重く感じる場合は、『ラインローラー』が死んでいる可能性があります。
『ラインローラー』とは、下記写真の部分。
この『ラインローラー』が僅かながらも動く状態なら、症状が「シャリゴリ感」に変わる場合が多いですが、全く動かない場合は単に巻き取りに負荷が掛かるだけなので今回の症状に繋がります。
ラインローラーが1番トラブルが発生しやすいですね…。
とりあえず分解してみる。
まずは分解をして状態を確認してみます。
※この16キャタリナは、ラインローラー部に『マグシールド』が使われており、分解してしまうとメーカー保証が受けれなくなる場合があります。
無理な力を加えず、ドライバーと六角レンチを使ってバラバラに…。
また分解した順番に並べ、組み付ける順番を間違えないようにしましょう。
あれれ…。
ご覧の通り、マグシールド?が錆びて固着しベアリングが死んでいますね…。
これがリールの巻き取りが重たくなった原因ですね。
応急処置
とりあえず掃除してみよう。
とりあえず、ベアリングをパーツクリーナーで清掃して出来るだけ汚れを落としてみます。
こんな感じでドブ漬けにしてみたり、
サビている部分をドライバーでガリガリ取ってみたり、
注油してオイルでギトギトにしてみたりしましたが、結果はNG。
ベアリングは全く回らず逝ってしまいました…。
完全復旧にはベアリングの交換しか無さそうです(´Д` )
まあ、壊れたモノはしょうがないですね(^^)笑
純正品を探してみました。
部品っていくら位かな?
ネットで型番とパーツを検索すると、いくつかの部品販売店がヒットします。
以前、こちらの販売店を利用した事があります。
今回の『16キャタリナ 3500H』のラインローラー部ベアリングの価格を調べると、
ベアリングが¥4,000/個という高級品…。
しかも、マグシールド搭載のためパーツのみの販売はしておらずメーカーへのオーバーホールでしか修理対応しないとのこと…。
という訳で、純正は諦めました(^^)笑
使用したアイテムの紹介
今回使用したアイテムを一通り紹介します。
リール
工具
まとめ
とりあえず、このまま使うか(笑)
今回、高スペック『キャタリナ君』の調子が悪い為ラインローラー部を分解したところ、マグシールド搭載のベアリングが腐食し死んでいました。
復旧にはベアリングの交換になりますが、マグシールド搭載ベアリングのためオーバーホールしか対応しないため、復旧は保留にしました(笑)
規格の合う他社のベアリングを探して、なんとか自分の手で復旧してあげたいです(^^)
ラインローラー部は海水が侵入しやすい箇所になるので、釣行後は必ずメンテナンスしてあげましょうね。
オーバーホールだけの対応は不便ですね…。
では、またね(^^)ノシ
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