初めて自分で定期メンテナンスしてきました。
この記事では、
- 船外機に使用した部品一覧
- 使用した工具・備品
- 費用
などをまとめてみました。
今回初めて自分で船上げし部品の定期交換しましたので、交換した部品や備品をまとめてみました。
パーツカタログから部品コードを探し一つずつ発注したりと面倒な事もありましたが、釣りに繋がっていると考えると中々楽しかったですね(^^)
素人によるメンテナンスなので不足する事が多々あると思いますが、コメント等で教えて頂けたら幸いです。
とても良い経験になりました(^^)
私の船外機について
メーカー:SUZUKI
機種:DF50
型式:旧05001F
製造されて20年近くになる古い船外機ですね…(^_^;)
大事に乗っていきたいな!
船外機に使用した部品一覧
マニュアル等お持ちの方は定期交換部品やメンテナンス方法など分かると思いますが、私の保有している船外機は型式が古くマニュアルがネット等にも残っていません…。
なので、整備士さんに相談かつ後継機種のマニュアルを見つつ定期交換部品をリストアップしました。
と言っても今も昔も定期交換部品は変わりませんでしたが…。
今回船外機に使用した部品はコチラです。
No. | 部品名 | 数量 | 部品コード(購入先) | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 小さいアノード | 4 | 55321-87J01 | 基本交換 |
2 | 大きいアノード(ビス付) | 2 | 55320-95311 | 基本交換 |
3 | No.1のパッキン | 2 | 09280-22019 | 基本交換 |
4 | No.1のガスケット | 1 | 11265-87E10 | 基本交換 |
5 | ギアオイル | 1 | 99000-22B55 | 600mL使用 |
6 | ギアオイルガスケット | 2 | 09168-10022 | 基本交換 |
7 | エンジンオイル | 3 | 99000-22B60 | 2100mL使用 |
8 | オイルエレメント | 1 | 16510-87J01 | 使用時間にて交換 |
9 | 耐水性グリス | 1 | 99000-25520 | だいぶ余った |
10 | プロペラピン(割ピン) | 1 | 09204-03003 | 分解したら交換 |
11 | 燃料フィルター | 1 | 15410-87J30 | 使用時間にて交換 |
12 | インペラ一式 | 1 | 17400-96353 | 今回は未交換 |
13 | スパークプラグ | 3 | 09482-00446 | 今回は未交換 |
14 | エンジンオイルパッキン | 1 | 09168-12012 | 下抜きの場合要交換 |
インペラとスパークプラグは交換予定でしたが、近々で交換したので今回は見送りました。
No.14のパッキンですが、エンジンオイルの交換方法により必要性が異なります。エンジンオイルを「オイルチェンジャー」を使用して交換する「上抜き」場合は不要ですが、オイルビスを外して抜く「下抜き」の場合は、パッキン交換は必須になります。
上記の部品は代表的な定期交換部品ですね。(もちろんこれ以外にも消耗部品はたくさんあると思いますが…)
私のボートの場合、近距離走行と乗る頻度が少ないため整備士さんより年1回の定期メンテで良いと言われましたので上記部品は基本交換になりますね。
No.2の船外機下に付ける大きいアノードですが、DF50のアノードではなくDF60以上アノード(部品コード:55320-94900)を間違えて注文してしまったので、今回はそれを取り付けしました(^^;;
アノードが大きい分はきっと大丈夫!笑
部品の購入先について
私の場合、購入先は基本ネットから仕入れています。
上記部品リストの「部品コード」が購入先リンクになっていますので、部品詳細が気になる方はそちらから確認してみてください。
一応リンク先は確認はしていますが、万が一間違えがあると困るので、ご自身でマニュアルで部品コード等調べてから注文してください(^^)
リンク先に不具合がある場合は教えてくださいm(_ _)m
メンテナンスに使用した工具
メンテナンスに使用した工具はコチラです。
No. | 部品名(購入先) | 数量 | 必要性 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | エレメントレンチ | 1 | 必須 | 専用工具 |
2 | プラスドライバー | 1 | 必須 | 大きめが吉 |
3 | マイナスドライバー | 1 | 必須 | 大きめが吉 |
4 | ソケットレンチ一式 | 1 | 必須 | アノード交換 |
5 | ペンチ | 1 | 必須 | 固着した場合 |
6 | プライヤー | 1 | 必須 | 固着した場合 |
7 | ゴムハンマー | 1 | あれば安心 | 固着した場合 |
8 | スパークプラグ専用ソケット | 1 | 必須 | 専用工具 |
9 | 一般的な工具一式 | 1 | あれば安心 | 精密マイナス等 |
一般的な工具があれば一通り作業は出来ると思いますが、「エレメントレンチ」と「スパークプラグ専用ソケット」は必須ですので購入しましょう。
特にプラグ専用ソケットは迷わず購入が吉です。
メンテナンスに使用した備品
メンテナンスに使用した備品はコチラです。
No. | 部品名 | 数量 | 購入先 | 必要性 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | オイルチェンジャー | 1 | ネット | あれば楽 | 抜き方次第で不要 |
2 | 漏斗 | 1 | ダイソー | 必須 | オイル交換で使用 |
2 | 廃オイル処理箱(4.5L) | 1 | ホームセンター | 必須 | 廃オイル量が入る物 |
3 | キッチンペーパー | 1 | ダイソー | 必須 | 清掃用 |
4 | パーツクリーナー | 1 | ホームセンター | 必須 | 清掃用 |
5 | アルコール | 1 | ホームセンター | あれば | 清掃用 |
No.1について、私のエンジンオイル交換方法ですが「オイルレベルゲージ」の穴から抜く「上抜き」で実施しましたので「オイルチェンジャー」を使用しました。
ビスを外してオイルを抜く「下抜き」の場合は「オイルチェンジャー」は不要です。
また廃オイルは処分するため「廃オイル処理箱」が必須になりますが、地域により処理できない場合があるみたいですので事前に調べてみて下さい。
そのほかは一般的な清掃道具って感じですね(^^)
オイルチェンジャーは備品になるのかな?
各費用について
今回使用した部品・工具・備品の全ての価格を算出してみました。
価格については購入した時の価格になっています。
またネットで購入すると送料が加算されますが、今回は「部品の単価」を算出していますので、実際の購入価格と誤差が発生する場合があります。
船外機の部品価格
No. | 部品名 | 数量 | 単価 | 小計 |
---|---|---|---|---|
1 | 小さいアノード | 4 | ¥715 | ¥2,860 |
2 | 大きいアノード(ビス付) | 2 | ¥2,640 | ¥2,640 |
3 | No.1のパッキン | 2 | ¥123 | ¥246 |
4 | No.1のガスケット | 1 | ¥132 | ¥132 |
5 | ギアオイル | 1 | ¥1,452 | ¥1,452 |
6 | ギアオイルガスケット | 2 | ¥77 | ¥154 |
7 | エンジンオイル | 3 | ¥1,760 | ¥5,280 |
8 | オイルエレメント | 1 | ¥1,210 | ¥1,210 |
9 | 耐水性グリス | 1 | ¥1,078 | ¥1,078 |
10 | プロペラピン(割ピン) | 1 | ¥66 | ¥66 |
11 | 燃料フィルター | 1 | ¥3,190 | ¥3,190 |
12 | インペラ一式 | 1 | ¥3,630 | ¥3,630 |
13 | スパークプラグ | 3 | ¥540 | ¥1,620 |
14 | エンジンオイルパッキン | 1 | ¥77 | ¥77 |
上記部品の合計は、23,635円になりました。
ひとつの部品は高くはないですが、合計するとちょっと高額になりますね(^_^;)
ですが、これを整備士さんに依頼すると倍額くらいすると思いますので、割と安価で出来たのかなって思いました(^^)
まぁ、年に1度の交換と考えれば、全然痛くない金額ですね(笑)
毎月船用の積立金を作っておけば平気!
使用した工具の価格
No. | 部品名 | 数量 | 小計 |
---|---|---|---|
1 | エレメントレンチ | 1 | ¥1,500 |
2 | プラスドライバー | 1 | ¥395 |
3 | マイナスドライバー | 1 | ¥395 |
4 | ソケットレンチ一式(延長付き) | 1 | ¥3,000 |
5 | ペンチ | 1 | ¥500 |
6 | プライヤー | 1 | ¥1,000 |
7 | ゴムハンマー | 1 | ¥300 |
8 | スパークプラグ専用ソケット | 1 | ¥500 |
9 | 一般的な工具一式 | 1 | ¥5,000 |
上記部品の合計は、12,590円になりました。
また価格はアマゾンを参照しましたので、金額については「大体これくらい」と思ってください。
私は仕事で工具を使用してますので一通り所持してますが、今回は「プラグ専用ソケット」だけ追加購入しました。
初めて作業される方は、大体これくらいの金額は必要になるかと思います(^^)
使用した備品の価格
No. | 部品名 | 数量 | 購入先 | 小計 |
---|---|---|---|---|
1 | オイルチェンジャー | 1 | ネット | ¥4,000 |
2 | 漏斗 | 1 | ダイソー | ¥110 |
2 | 廃オイル処理箱(4.5L) | 1 | ホームセンター | ¥300 |
3 | キッチンペーパー | 1 | ホームセンター | ¥300 |
4 | パーツクリーナー | 1 | ホームセンター | ¥500 |
5 | 高濃度アルコール | 1 | ホームセンター | ¥1,000 |
上記部品の合計は、6,120円になりました。
オイルチェンジャーは上記でも説明しましたが、抜き方次第で不要になるので無理して購入しないでいいと思います(あれば便利ですが)
工具と同様ですが、価格はアマゾンを参照しましたので、金額については「大体これくらい」と思ってください。
オイルチェンジャーが無かったら金額抑えれますね。
トータル
- 部品代:23,635円
- 工具代:12,590円
- 備品代:6,120円
工具など全てを揃えると総額は、42,345円になりました。
一から全て揃えるとなると結構しますね…(^_^;)
実際に掛かった金額は、26,255円でした(所持している工具・備品を除くと)
船外機の整備代は30,000円くらいですね。
まとめ
今回初めて、素人の私が船上げし船外機のメンテナンスを実施してきました。
その際に使用した部品・工具・備品をまとめてみました。
工具など全てを揃えると総額は42,345円になりました。
私の場合、持っている工具等を抜いて計算すると、合計26,255円になりました。
年に1度の部品代と思えばそんな高くないと私は思いましたが、これはあくまで船外機の定期メンテナンスであって、「船上げ費」とか色々計算するともう少し加算されそうですね…(^_^;)
上記で紹介したもの以外にも必要なものは多々あると思いますので、不足あれば是非コメントで教えてくださいm(_ _)m
また参考にする場合は自己責任でお願いしますね(^^)
船外機のメンテナンスも自身で行えば、何かトラブルがあった際にも初期対応ができたりするので良い経験にもなると思います。
船の状態が確認できて本当に良かった(^^)
注意・お願い
では、またね(^^)ノシ
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